ブラック・サンデー

テロ組織とイスラエル特殊部隊との攻防を描いた傑作サスペンス。日本での上映が政治的理由により公開直前に中止された問題作。

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解 説

1972年のミュンヘン五輪でテロ事件を起こした有名テロ組織“黒い九月”の名が実名使用されていることから、日本での公開直前に「上映劇場を爆破する」という脅迫が届き未公開となった、いわくつきの作品。爆弾を積んだ飛行船が徐々にスタジアムに近づく中、操縦する犯人とヘリで追う特殊部隊隊長が繰り広げる一進一退の攻防は圧巻。原作は、『羊たちの沈黙』などハンニバル・レクター・シリーズで知られるトマス・ハリス。

あらすじ

ベイルートのテロ集団“黒い9月”のアジトを急襲したイスラエル特殊部隊のカバコフ少佐は、アジトの一室で呆然としていた一人の女性を殺さずに見逃した。しかしその女性こそ、数ヵ月後にマイアミで開催されるスーパーボウル会場での大規模テロを企む女闘士ダーリヤだった。押収した犯行メッセージの録音テープで彼女の正体を知ったカバコフは、自らの手でテロを阻止すべく、FBIと協力して彼女を捜すが…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / パニック
本編時間 [字]145分
制作 1977年 アメリカ
原題 BLACK SUNDAY
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