チャンス・ボール[吹]
ごう慢なメジャーリーガーがふとしたアクシデントで少年に戻り、野球本来の楽しさを再発見する姿をノスタルジックに描いた青春ファミリー・ドラマ。監督は『ハリーとヘンダスン一家』のウィリアム・ディア。出演はTVシリーズ「ビバリーヒルズ青春白書」のルーク・ペリーと新鋭キアヌ・ピアース。【ストーリー】メジャーリーグのスター選手トミー。彼はすでに野球熱が冷めており、そのうえごう慢な態度でチームの雰囲気をぶち壊していた。そんなある日の試合中、トミーは頭にデッドボールを受け意識を失ってしまう。やがて目覚めると、12歳の頃の姿に戻り、当時野球に興じた“サンドロット(=原っぱ)”に倒れていたのだった。さらに病気で亡くなった母親も目の前に現われるなど、不思議な現象に戸惑うトミーは、姿は少年、心は大人のまま、原っぱで再び野球を始めることに。こうして、母の愛情や野球少年たちとの友情を感じるうち、次第に純粋で謙虚な心を取り戻していくトミーだったが…。