白い嵐[吹]
実話を基に航海訓練に出た少年たちの成長を描いた青春ドラマ。厳しい訓練を乗り越え、少年たちが伝説の暴風雨“白い嵐”と対峙する。
1960年代初めに起きた訓練船の海難事故を、体験者の証言を基に映画化した青春ドラマ。リドリー・スコット監督が、大海原の雄大な美しさと荒れ狂う恐怖の両面を臨場感たっぷりに描き、船が伝説の暴風雨“白い嵐”に巻き込まれる映像は大迫力。少年たちが慕う厳しくも温かい船長をジェフ・ブリッジズが好演している。悩みを抱えた少年たちが、反発しあいながらも、やがて固い友情で結ばれ、成長してゆく姿は爽やかな感動を呼ぶ。
【ストーリー】海洋学校オーシャン・アカデミーに入学したチャックは、航海訓練生として11人の少年とともにアルバトロス号に乗り込み、南米を半周する船旅に出発。厳しいスキッパー船長に対して当初は不信感を覚える少年たちだったが、航海が終わりに近づく頃には、度重なる困難を適切な処置で乗り切るスキッパーを深く信頼するようになっていた。やがて帰路につくことになるが、そんな彼らの行く手に、伝説の巨大嵐が待ちうけていた…。