『タクシー・ドライバー』のマーティン・スコセッシ監督がドキュメンタリー・タッチで映画史上初めてダライ・ラマ１４世の波乱の人生を描き、歴史的事実に即しその真実の姿に迫った壮大な歴史ドラマ。出演者は大半が演技経験のないチベットの人々である。『Ｅ．Ｔ．』のメリッサ・マシスンがダライ・ラマ自身の協力を得て脚本を執筆した。『ショーシャンクの空に』のアカデミー撮影監督ロジャー・ディーキンスによる映像美は圧巻。

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１９３７年、チベットを旅する高僧たちは、ある寒村で４年前に逝去したダライ・ラマ１３世の生まれ変わりのハモという幼子と出会い、“法王猊下（クンドゥン）”と呼ぶようになる。２年後、ハモはダライ・ラマ１４世として首都ラサへ旅立つが、それは彼の波乱の人生の幕開けだった。やがて少年期を迎えたダライ・ラマは、中国共産党がチベットの地を狙っていることを知る…。

• MARTIN SCORSESEマーティン・スコセッシ

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