スミス都へ行く

腐敗した政治の世界にたったひとりで抵抗する純朴な青年政治家の姿を通して、アメリカの正義と理想をユーモアと感動で描いたヒューマン・コメディの名作。

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解 説

『我が家の楽園』に続いて、ジェームズ・スチュアートとジーン・アーサーが共演したフランク・キャプラ監督の名作ヒューマンコメディ。純朴な青年スミスが突然議員に祭り上げられ、腐敗した政治の現実に対して孤独な抵抗を続ける姿には、アメリカの良心や民主主義のあり方を重ねている。映画史に残る名場面といわれるラストの大演説では、キャプラ監督の社会正義への思いが込められ、アカデミー賞で原案(脚本)賞を受賞した。

あらすじ

ある日、アメリカのある州の上院議員が病気で急死。政財界の大物達は、空席を埋めるため、これまでの黒い内情を知らない純真な人物を選ぶことにする。そこで担ぎ出されたのは、田舎で少年団のリーダーを務めるスミス青年だった。しかし、議会の目論見をよそに、彼は予想外の熱意で行政にあたり、他の議員に横やりを入れられながらも屈せずに正義を貫いていく。そんな中、彼はある建設案を巡って議員の汚職の事実を知ることになり…。

★アカデミー原案賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル コメディ / ドラマ
本編時間 [字]132分
制作 1939年 アメリカ
原題 MR. SMITH GOES TO WASHINGTON
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