ロリータ(1961)
スタンリー・キューブリック監督がベストセラー小説を映画化した禁断のドラマ。少女に心を奪われた中年男が辿る破滅の道を描く。
放送日時
解 説
巨匠スタンリー・キューブリックが、少女趣味を意味する“ロリータ・コンプレックス”の語源となったウラジミール・ナボコフの同名ベストセラー小説を映画化。脚色をナボコフ自身が担当している。田舎町で出会った美しい少女に心奪われた中年男が、次第に行動をエスカレートさせ、やがて身を滅ぼしてゆく姿を名優たちの共演で描き出す。エロティックな描写に頼るのではなく、緻密な心理描写で緊迫感を高めてゆく演出が冴え渡る。
あらすじ
ある夏、ハンバートは避暑のためアメリカの片田舎を訪れる。下宿先の未亡人シャーロットは彼を積極的に誘惑し結婚にこぎつけるが、実は彼は15歳になる彼女の美しい娘・ロリータに心奪われていたのだった。やがて、ハンバートの娘への想いに気づいたシャーロットは逆上のあまり事故死してしまう。念願叶ったハンバートはロリータとの愛に溺れ、彼らは車で2人きりの旅に出るが…。
監 督
- STANLEY KUBRICKスタンリー・キューブリック
出 演
- JAMES MASON ジェームズ・メイソン
- SUE LYON スー・リオン
- SHELLEY WINTERS シェリー・ウィンタース
- PETER SELLERS ピーター・セラーズ
- LOIS MAXWELL ロイス・マクスウェル
ジャンル | ドラマ / ラブロマンス |
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本編時間 | [字]156分 |
制作 | 1961年 イギリス |
原題 | LOLITA |