ボーイズ・ドント・クライ[PG−12]
性同一性障害に苦しむ女性と、彼女を“男”として受けいれた女性との愛を描いた実話映画化ヒューマン・ドラマ。監督はこれがデビュー作となるキンバリー・ピアース。出演は『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンクと『ジュリアン』のクロエ・セヴィニー。アカデミー主演女優賞(ヒラリー・スワンク)受賞。【ストーリー】1993年、ネブラスカ州フォールズ・シティ。流れ者の青年ブランドン・ティーナは、独特の優しい性格で多くのガールフレンドたちに囲まれる人気者だった。だが、実は彼の本名はティーナ・ブランドンといい、女性でありながら男性としてしか自分を認められない“性同一性障害者”だった。男として生きることを決意したブランドンは、ラナという女性に出会い恋に落ちる。そして彼の全てを受け入れたラナも、男性として彼を愛した。しかし、ブランドンの秘密が公になった時、周囲の人々の偏見と憎悪がふたりを引き裂いていく…。