ララミーから来た男
弟の仇を討つためはるばる旅する男の執念の戦いを描いた正統派ウエスタン。監督は『ウィンチェスター銃’73』のアンソニー・マン。出演は『裏窓』のジェームズ・スチュアートと『ミクロの決死圏』のアーサー・ケネディ。
【ストーリー】弟を連発銃で殺されたウィルは、運送業をしながら仇を探して旅を続けていた。ワイオミング州ララミーからニュー・メキシコへ荷物を届けにやってきた彼は、バーブ牧場の主人アレックが支配する町に到着する。荷物を運び終えたウィルだったが、その帰路、アレックの息子デイヴらバーブ牧場の連中に襲われ、馬や馬車を焼き払われる。町に戻ったウィルは、アレックから弁償を申し入れられるが、その代わりに町から出て行ってくれと要求されるのだった。しかし、ウィルは町でデイヴを見つけると捕まえて殴りかかり、バーブ牧場とライバル関係にあるハーフムーン牧場の女経営者ケイトに仲裁される。やがてハーフムーン牧場で働くことになったウィルは、自分がこの町にいると都合が悪い人間がいるのだと直感し、しばらく町に滞在することにするのだが…。