生きていた男

死んだはずの兄を名乗る男の出現によって恐怖のどん底に突き落とされる女性の姿と、予想外の結末を描いた幻の名作サスペンス。

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解 説

死んだはずの兄を名乗る見知らぬ男の出現によって、恐怖のどん底に突き落とされる女性の姿を息詰まるタッチで描いた名作サスペンス。シンプルなシナリオと丁寧に描写を積み上げてゆく抑制された演出が緊迫感を高め、製作から半世紀を経た今もミステリーファンの間で高い評価を受ける幻の作品。謎を孕んだまま進行するミステリアスな物語と全てを一気に覆す鮮やかで予想外なラストに、誰もが唸ること間違いなし。

あらすじ

大富豪の父親の遺産を相続したキンバリー・プレスコットはスペインのバルセロナにある広大な屋敷で優雅に暮らしていた。ある晩、見知らぬ男が彼女を訪ねて屋敷にやって来る。男はキンバリーの兄だと言い張るが、彼女の兄は1年前に死んでいた。拒絶しても屋敷に居座ろうとする男に困惑したキンバリーは警察を呼ぶが、男は警察を前に次々と自分が彼女の兄だという証拠を見せる。次第に周りの者も男の言っていることを信じ始め…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ミステリー
本編時間 [字]89分
制作 1958年 イギリス
原題 CHASE A CROOKED SHADOW
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