望郷(1937)

ジャン・ギャバン主演の名作メロドラマ。アルジェリアの港町を舞台に、お尋ね者の男とパリからやってきた女性の切ない愛を綴る。

望郷(1937) 場面写真

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解 説

『モンパルナスの夜』のジュリアン・デュヴィヴィエ監督がジャン・ギャバンを主演に迎え、逆境で燃え上がる男女の激しい愛を綴った名作メロドラマ。様々な人間が入り混じるカスバの港町を生かした語り口が巧みで、町から出るに出られない主人公の設定がロマンスをさらに盛り上げる。当時、世界中の評論家から絶賛され、日本でもキネマ旬報ベスト・テン第1位を獲得するなど高い評価を受けた。哀感溢れるラストシーンは語り草。

あらすじ

世界中から様々な人間が集まるアルジェリアの港町カスバ。パリを逃れてこの街に潜伏するお尋ね者のペペ・ル・モコは、警察の追跡を受けて逃走する最中、パリからやってきた女性ギャビィと出会う。たちまちその美しさに心を奪われたペペは、逢瀬を重ねるように。次第に心を近づけてゆく2人だったが、その一方でペペの情婦は嫉妬の炎を燃やし、彼を追う警察の包囲網は狭まってゆく。そしてついに、ギャビィに帰国の時が訪れる…。

監 督

出 演

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
本編時間 [字]97分
制作 1937年 フランス
原題 PEPE LE MOKO
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