ブラック・ウィドー
結婚を繰り返しては、その度に夫に原因不明の死をもたらす謎の女…。彼女を追う女捜査官の姿を描いたサスペンス。
『愛と青春の旅だち』のデブラ・ウィンガーが、男社会の中で根性のある美人捜査官役を熱演。“悪女もの”のセオリーに則り、サスペンスフルな展開がなされる中、ラストに用意された形勢逆転劇が、見る者の度肝を抜く!猛烈なセックス・アピールで、4人の女性を演じ分けるテレサ・ラッセルの悪女ぶりも見もの。監督は『郵便配達は二度ベルを鳴らす』のボブ・ラフェルソン。
【ストーリー】ニューヨークの出版王サムが急死し、巨額の遺産と共に新婚4ヵ月の若い妻キャサリンが残された。1年後、自然死したとされるマフィアの死に疑問を抱いた司法省捜査局の捜査官アレックスは、サムが彼と同じ“オンディーンの呪い”で死んでいたことを知る。さらに同じ症例で玩具王のベンが新婚2ヵ月で急死したことをつき止めたアレックスは、彼らが年の離れた女性と結婚していたという共通点があることに気付く…。