原子力発電所の欠陥を告発しようとする原発技師とテレビキャスターが、利益優先の経営陣と対立する社会派サスペンス。社会運動家でもあったジェーン・フォンダが、劇中では真実を求めて奔走するキャスターを演じ、技師役のジャック・レモンはカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。アメリカ公開直後の１９７９年３月、実際に“スリーマイル島原発事故”が起こり、映画の中の出来事が現実味を帯びて世界中に衝撃を与えた。

人気ＴＶキャスターのキンバリーは，原子力発電所を取材中に原子炉の事故に遭遇する。同行したカメラマンのリチャードが密かに録画した映像を専門家に見せると、それが大災害につながりかねない非常に危険な事態だったことが判明する。彼女たちはこのスクープを放送しようとするが、上層部からの圧力によって差し止められてしまう。やがて、調査の結果、その後の発電所に異常は認められないとして、運転が再開されるが…。

★カンヌ国際映画祭最優秀男優賞（ジャック・レモン）受賞。

• JAMES BRIDGESジェームズ・ブリッジス

• ＪＡＮE FONDA ジェーン・フォンダ
• JACK LEMMON ジャック・レモン
• MICHAEL DOUGLAS マイケル・ダグラス
• WILFORD BRIMLEY ウィルフォード・ブリムリー
• JIM HAMPTON ジム・ハンプトン