救命艇

アルフレッド・ヒッチコック監督が文豪スタインベックの小説を映画化。洋上の救命艇を舞台に、緊迫した人間模様を映し出す。

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解 説

“サスペンス映画の巨匠”アルフレッド・ヒッチコック監督が、文豪ジョン・スタインベックの小説を映画化した異色サスペンス。沈没船から命からがら救命艇に乗り移った人々の緊迫した人間模様を映し出す。孤立無援の洋上を舞台とするワンシチュエーションの密室劇ながら、サスペンスタッチの演出とエピソードの多彩さで緊張感溢れる展開に。ヒロインの心境の変化を鮮やかに体現したタルラ・バンクヘッドの演技も見どころ。

あらすじ

第ニ次世界大戦下の大西洋。ドイツ軍のUボートによる魚雷攻撃で連合国側の輸送船が撃沈された。運良く救命艇で逃げ延びた女性ジャーナリストのポーターのもとに、スタンリーという機関員が泳ぎ着く。生存者を捜すふたりはひとりの乗組員を救出し、ポーターの友人リットンハウスら3人が乗った舟と合流。そこに砲撃で撃沈したUボートの乗組員も泳ぎ着くが、敵は舟から放り出せという者が現れ、船上の意見は対立する…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス
本編時間 [字]98分
制作 1944年 アメリカ
原題 LIFEBOAT
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