夢枕獏の小説を『おくりびと』の滝田洋二郎監督が映画化。平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明の活躍を描く時代劇ファンタジー。原作者直々の指名を受けた狂言師・野村萬斎が映画初主演を飾り、気品と貫禄あふれる演技で主人公・安倍晴明を体現する。悪役・道尊を熱演する真田広之との対決シーンを始め、俳優陣による演技合戦は見どころ。本作のサントラはフィギュアスケートの羽生結弦が演目で使用したことで広く知られるように。

西暦794年。この世とあの世が曖昧に交差する平安時代。ある日、源博雅は怨霊に取り憑かれた上官の命を救うべく、二つの世界の調和を保つ能力をもつ“陰陽師”安倍晴明と運命的な出会いを果たす。一方、内裏では陰陽頭、道尊がある儀式を行い“都の守り人”の出現を予言。その守り人は帝の子を宿した藤原師輔の娘、任子のお腹の子を指しているかに思われたが…。

• YOJIRO TAKITA滝田洋二郎

• MANSAI NOMURA 野村萬斎
• HIDEAKI ITO 伊藤英明
• HIROYUKI SANADA 真田広之
• KYOKO KOIZUMI 小泉今日子
• ERIKO IMAI 今井絵理子