テナント/恐怖を借りた男

ロマン・ポランスキーが監督、主演を兼ねたサイコサスペンス。アパートの近隣トラブルによって精神的に追いつめられていく男を描く。

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解 説

ロマン・ポランスキーが監督・脚本・主演を兼ねたサイコサスペンス。アパートに転居してきた男が、近隣トラブルによって精神的に追いつめられ、現実と妄想の境が曖昧になってゆく姿を描く。当時アメリカでのスキャンダルに疲弊していたポランスキーが、逃亡先のフランスで製作した本作。被害妄想とも思える隣人たちの視線に追いつめられてゆく主人公の姿は、当時のポランスキー自身の内面が反映されているのも一興。

あらすじ

真面目で実直なポーランド系ユダヤ人トレルコフスキーは、パリの下町の古びたアパートに空き部屋を見つける。前の住人シモーヌは窓から投身自殺を図っていたが、彼女の友人ステラにも理由は分からないという。トレルコフスキーはシモーヌの香りが残る謎に包まれた部屋に入居するが、厳格なオーナーと口やかましい管理人、わずかな物音でさえ苦情を訴える隣人たちのせいで幻覚に悩まされ、強迫観念にかられていく…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ミステリー
本編時間 [字]127分
制作 1976年 フランス
原題 THE TENANT
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