アリゾナで実際に起きた、アパッチ族最後の反逆“ウルザナの襲撃”を基に、西部開拓史の裏面を生々しく描いた異色西部劇。馬上での追撃戦、谷間での銃撃戦など、男くさいアクションの名匠ロバート・アルドリッチ監督が真骨頂を発揮。異文化同士の激突というテーマの中に、白人主体視点で作られてきた従来の西部劇への批判も盛り込まれている。監督の盟友的存在であるバート・ランカスターが、強烈な印象を刻みつけるのも見どころ。

アメリカ西部開拓時代末期のアリゾナ。先住民の各種族は騎兵隊の攻撃に太刀打ちできず、次々と住み処を追われていった。だがある時、ウルザナをリーダーとするアパッチ族は強制的にあてがわれた先住民居留区を脱出、白人に対する復讐を始める。その知らせを聞いた騎兵隊は、彼らを討伐するため老練なマッキントッシュを砦に呼び寄せる。そして彼が騎兵隊の若き中尉デブリンを補佐しながらウルザナ一味を追跡することに…。

• ROBERT ALDRICHロバート・アルドリッチ

• BURT LANCASTER バート・ランカスター
• BRUCE DAVISON ブルース・デイヴィソン
• RICHARD JAECKEL リチャード・ジャッケル
• LLOYD BOCHNER ロイド・ボックナー
• JORGE LUKE ホルヘ・ルーク