ハルク
“怒り”によって緑色の巨人“ハルク”へと変貌してしまう男の苦悩と混乱を描く、アメコミ原作を実写化したアクション・ドラマ。
TVシリーズ版の「超人ハルク」が日本でも人気を集めた、マーベル・コミックのアメコミを『ブロークバック・マウンテン』などのアン・リー監督が実写化。ヒーローというよりはモンスターと呼ぶべき存在になってしまった主人公の葛藤にも焦点を当てた、明朗活発なアメコミものとは一味違ったドラマも楽しめる作品に。とはいえ、戦車、ヘリ、戦闘機を次々となぎ倒し、撃墜させるVFX駆使のバトル・シーンなど見どころは満載。
【ストーリー】遺伝子学者ブルース・バナーは、実験中に大量のガンマ線を全身に浴びてしまう。やがて彼の体内で異変が生じ、“怒り”の感情を抱いた時、彼の身体は緑色の巨大なモンスター“ハルク”へと変身してしまった。ハルクは、彼を捕獲せんとする軍のヘリやジェット機の攻撃も恐れず、戦車の砲弾さえはね返す。もはや誰にも止められなくなったハルクを、ブルースに特別な想いを寄せる女性科学者ベティがなんとか救おうとするのだが…。