鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル製作の下、デビュー前から温めていた脚本を映画化した異色のホラー。内戦下のスペインで、児童養護施設に預けられた少年が亡霊と遭遇し、その裏に秘められた真実に迫る姿を重厚なタッチで綴る。ジャンル映画の体裁を取りつつ、戦時下の子どもたちの姿を描くなど、後の『パンズ・ラビリンス』の先駆けとも言える作品。細部までこだわった亡霊の表現に注目。

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内戦下のスペイン。人里離れた荒野に建つ養護施設にある日、１２歳の少年カルロスがやって来る。彼は不気味な大人たちに迎えられ、“１２番”のベッドを与えられた。それは、今は亡きサンティという少年が使っていたベッドだった。カルロスはその日から奇妙な囁き声や物音に悩まされはじめる。やがて彼は、サンティの霊に怯えながらも、それが何かを自分に訴えかけていると感じ、サンティをめぐる秘密に興味を抱き始める…。

• PG-12吹替版

• GUILLERMO DEL TOROギレルモ・デル・トロ

• FERNANDO TIELVE フェルナンド・ティエルベ ／村上想太（吹替）
• EDUARDO NORIEGA エドゥアルド・ノリエガ ／咲野俊介（吹替）
• FEDERICO LUPPI フェデリコ・ルッピ ／土師孝也（吹替）
• MARISA PAREDES マリサ・パレデス ／泉晶子（吹替）
• IRENE VISEDO イレーネ・ビセド ／江間直子（吹替）