父、帰る
12年ぶりに突然帰宅した父親を前に戸惑う兄弟が、慣れない父親との生活の中で苦悩する姿を通して、親子の葛藤と絆を描いた人間ドラマ。監督は本作で劇場長編デビューのアンドレイ・ズビャギンツェフ。出演は日本初紹介のイワン・ドブロヌラヴォフとウラジーミル・ガーリン。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、新人監督賞受賞。【ストーリー】ロシアの田舎町で母親とともに暮らすアンドレイとイワンの兄弟。父親は12年前に家を出て行ったまま行方知れずになっており、兄弟は写真でしか父の顔を知らなかった。そんなある夏の日、父が突然帰ってきた。寡黙な父はこれまでのことを何も語ろうとはせず、兄弟は戸惑うばかり。翌朝、父はふたりを小旅行に連れ出すが、道中、父は彼らに対して高圧的に振る舞う。そんな理不尽な接し方をされてもなお父を慕い続ける兄に対し、イワンは徐々に反抗心を募らせ、遂に怒りの感情を剥き出しにするが…。
放送日時
監 督
- ANDREI ZVYAGINTSEVアンドレイ・ズビャギンツェフ
出 演
- IVAN DOBRONRAVOV イワン・ドブロヌラヴォフ
- VLADIMIR GARIN ウラジーミル・ガーリン
ジャンル | ドラマ |
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本編時間 | [字]112分 |
制作 | 2003年 ロシア |
原題 | THE RETURN |