クライシス・オブ・アメリカ

マインド・コントロールされた男が、アメリカ副大統領候補に。デンゼル・ワシントンら、演技派スターが顔を揃えたサスペンス。

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解 説

リチャード・コンドンの小説を原作にした1962年製作の『影なき狙撃者』を、『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミが再映画化。副大統領候補のマインド・コントロールを告発しようとするも、強大な力で闇に葬られてしまいそうになる主人公の恐怖や焦燥を巧みに描写。洗脳計画の黒幕が巨大企業という設定も妙なリアリティを放っていて怖い。また、歪んだ信念に憑りつかれた上院議員に扮した、メリル・ストリープの怪演も見もの。

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あらすじ

湾岸戦争の英雄として政界入りしたレイモンド・ショー軍曹のテレビ演説を複雑な気持ちで見つめる元上官のベン・マルコ少佐。彼はショーを名誉勲章の叙勲者に推薦した一人でもあったが、一方で記憶にあるショーの英雄的行為が幻覚ではないかとの思いにとらわれていた。彼は悪夢にも悩まされており、夢に登場するショーは仲間を平然と殺す殺人者だった。この謎の解明に乗り出したマルコだったが、やがて自分の身体の異変に気づき…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス
本編時間 [字]132分
制作 2004年 アメリカ
原題 THE MANCHURIAN CANDIDATE(2004)
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