エミリー・ローズ

ドイツで実際に起きた“取憑き”事件をベースにしたホラー・サスペンス。悪魔の存在を問う法廷劇が交錯する。

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解 説

一見、『エクソシスト』を彷彿とさせるオカルト映画のような装いだが、実際にドイツで起きた事件・裁判をベースにした裁判劇としての要素もあり、悪魔の存在を問う法廷の様子が並行して描かれている。悪魔に憑かれる少女を演じたジェニファー・カーペンターの、表情や仕草だけで恐怖を感じさせる演技も秀逸。“悪魔憑き”に対して科学的な解明を試みる趣向も興味深い。

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あらすじ

ある日、原因不明の痙攣や幻覚に見舞われた女子大生エミリー。自分の中に何かが取り憑いていると確信した彼女は、神父のムーアに全てを託す。だが、彼の懸命な悪魔祓いも空しく、エミリーは無惨な姿で死に至り、ムーアは過失致死罪で起訴される。彼の弁護にあたることになったのは野心的な女性弁護士エリン。エミリーは精神病を患っていたと主張する検察側に対し、エリンはムーアの主張をもとに悪魔の存在を証明していくが…。

監 督

出 演

ジャンル ホラー / サスペンス
本編時間 [字]121分
制作 2005年 アメリカ
原題 THE EXORCISM OF EMILY ROSE
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