ぼくを葬(おく)る[R−15]
余命3ヵ月と宣告された青年が、自らの死と向き合いながら残された最後の時間を生きていく姿を静謐なタッチで描いたヒューマン・ドラマ。監督は『8人の女たち』のフランソワ・オゾン。出演は『キッドナッパー』のメルヴィル・プポーと『突然炎のごとく』のジャンヌ・モロー。【ストーリー】パリ在住のファッション・フォトグラファー、ロマン。彼はある日突然、ガンの末期症状と診断され、余命3ヵ月と告げられた。さまざまな感情が彼の心の中に押し寄せる。そして彼は、なかなかうまく折り合うことができずにいる家族にはこのことを秘密にすると決め、また、恋人の青年サシャには冷たく別れを告げてしまう。そんな中、唯一心を許している祖母ローラにだけは自分の苦しみを素直に打ち明けるのだった。そんなある日ロマンは、夫の不妊症が原因で子供が出来ないという女性ジャニィから代理父になってほしいと頼まれるが…。