決断の3時10分

強盗団のボスを捕らえた牧場主と、ボスを奪還しようとする一味の、緊迫した攻防をスリリングに描いた傑作西部劇。

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解 説

西部劇全盛時代を代表する1本で、捕えられた者と護送する者の心理的な駆け引きが生むサスペンスが見どころ。貧乏な牧場主が、悪と守るべき家族の狭間で揺れながらも、正義を貫き通す姿には心揺さぶられる。知る人ぞ知る“隠れた傑作”的存在の作品だったが、リメイク『3時10分、決断のとき』の大ヒットによって、公開から50年後に再評価された。原作はクエンティン・タランティーノも愛する作家エルモア・レナード。

あらすじ

牧場経営が危機にあるダンは、強盗団の首領ベン・ウェイドの護送を生活のために引き受けた。ベンは、人を魅了する不思議な力のある男だった。刑務所のあるユマ行きの列車は3時10分発。駅前のホテルで列車の到着を待つベンとダン。ボスの奪還を狙うベンの手下達はホテルを取り囲んだ。ベンは実直なダンを気に入り、自分を逃がすよう持ちかける。護送の報酬を遥かに上回る金額を提示され、ダンの心は大きく揺らぎ始めるが…。

監 督

出 演

ジャンル 西部劇 / サスペンス
本編時間 [字]94分
制作 1957年 アメリカ
原題 3:10 TO YUMA (1957)
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