バターフィールド8

実在した悲劇のコールガールをモデルにしたジョン・オハラ作の同名小説の映画化。不幸な過去を背負い、真実の愛を探し求めるヒロインの悲痛な運命を描いたメロドラマ。監督は『愛しのシバよ帰れ』のダニエル・マン。出演は『クレオパトラ』のエリザベス・テイラーと『影なき狙撃者』のローレンス・ハーヴェイ。アカデミー主演女優賞(エリザベス・テイラー)受賞。【ストーリー】ある朝、豪奢なアパートの一室で目を覚ましたグロリアは、テーブルに250ドルの現金が置いてあるのを発見して、つい怒りのあまり鏡に口紅で「私は売り物じゃない!」と書きなぐる。そのアパートの持ち主は金持ちの男リゲットで、彼の妻の留守を利用してグロリアと夜を共にしたのだった。グロリアは本業はモデルだが、“バターフィールド8”の名で呼ばれるコールガールでもあった。リゲットにだけは特別な思いを抱いていたグロリアは、自分を商品としてしか見ていない彼に、悲しみとも怒りともつかない複雑な感情を抱く。一方、そんなリゲットもグロリアを本気で愛し始めていた。二人は誰にも内緒で二人きりの小旅行に出かける。しかしやがて、グロリアの存在はリゲットの貞淑な妻エミリーの知るところとなり…。

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監 督

出 演

ジャンル ドラマ
本編時間 [字]110分
制作 1960年 アメリカ
原題 BUTTERFIELD 8
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