現代に生きる主人公が父と母の出会いと恋の物語を回想する、チャン・イーモウ監督による恋愛映画。現代パートをモノクロで、過去パートをカラーで描くことで、初恋のみずみずしさを演出。母親の若き日の姿を演じているのは、本作で映画デビューとなったチャン・ツィイー。初恋の相手に料理を作り、田舎道を必死で走る姿がなんとも印象的で、世界的に注目されるきっかけとなった。ベルリン国際映画祭では審査員特別賞に輝いた。

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都会で働くユーシェンは、急死した父チャンユーの葬儀のため故郷の村に帰省した。母ディは無理を承知で土地の習わし通りの葬儀をあげたいと言う。そんな母に、ユーシェンは昔聞いた両親のなれそめを思い出す。ディは、山村にやってきた青年教師チャンユーに一目惚れする。ディは自分の想いを伝えようとし、やがて２人の間に恋が芽生える。しかし、チャンユーは町に呼び戻されることに。ディは彼の帰りを村と町を繋ぐ一本道で待つ。

★ベルリン国際映画祭審査員特別賞受賞。

• ZHANG YIMOUチャン・イーモウ

• ZHANG ZIYI チャン・ツィイー ／弓場沙織（吹替）
• ZHENG HAO チョン・ハオ ／田中実（吹替）
• SUN HONGLEI スン・ホンレイ ／寺杣昌紀（吹替）
• ZHAO YULIAN チャオ・ユエリン ／大方斐紗子（吹替）
• LI BIN リー・ピン ／斉藤昌（吹替）