バルカン超特急

アルフレッド・ヒッチコック監督のミステリー。列車内で消えた老婦人を捜すヒロインと青年が、スパイ合戦に巻き込まれてゆく。

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解 説

サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督が、移動する列車内を密室という特異な設定にしながら、スリルとアクション、ユーモアと洒脱な会話を巧みに組み合わせて描いたイギリス時代の代表作。列車内で消えた老婦人の行方を探すうちに、スパイ合戦に巻き込まれるヒロインと青年の姿を描く。列車を舞台にしたサスペンス映画の原点であると同時に、第二次世界大戦が勃発する直前の不穏な緊張感が漂っているのも特徴。

あらすじ

バルカン小国からロンドンへ向かう特急列車の中、アメリカの富豪の娘アイリスは、同室となった温和な老婦人ミス・フロイと仲良くなる。しかし、食堂車から戻り、深い眠りの後に目覚めると、ミス・フロイの姿は忽然と消えていた。ほかの乗客に聞いても、そんな婦人は最初から乗っていないと言われてしまう。アイリスは消えた婦人の行方を追うが…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ミステリー
本編時間 [字]97分
制作 1938年 イギリス
原題 THE LADY VANISHES(1938)
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