モンテ・クリスト伯[吹]
文豪アレクサンドル・デュマ作の冒険小説「巌窟王」を映画化。無実の罪で13年にも渡って幽閉され続けた男が、名前も姿も変えて自分を陥れた者たちへの復讐を果たそうとする姿を描いたアドベンチャー・ドラマ。
監督は『トリスタンとイゾルデ』のケヴィン・レイノルズ。出演は『パッション』のジム・カヴィーゼルと『メメント』のガイ・ピアース。
【ストーリー】1814年。港町マルセイユに住む航海士のエドモンは、伯爵の子息フェルナンと幼馴染み。貧しいエドモンには、裕福なフェルナンも羨む魅力的な婚約者がいた。エドモンは腕と人柄を見込まれて船長に昇格し、晴れて結婚式を挙げることに。しかしその矢先、エドモンは何者かの陰謀によって政治犯として牢獄に幽閉されてしまう。地獄のような13年を過ごしたのちに獄中でファリア司祭と出会い、彼のおかげで脱獄に成功。さらには巨額の財産まで手にしたエドモンは、自分を陥れた者たちへの復讐を果たすために“モンテ・クリスト伯”としてパリの社交界に乗り込むのだが…。