キッズ・オールライト[R15+]
同性愛カップルという“2人のママ”を持つ姉弟の家族愛を、実の父親探しがもたらすユーモアとともに描く。
女性同士の同性愛カップルと、彼女たちが精子提供を受けて生まれた姉と弟。アメリカの新しい家族の姿を、思春期を迎えた子供たちの成長を背景に、ほろ苦さとユーモアを交えて描き出す。どんな家族でも1度は体験するであろう“危機”、そしてそこからの“再生”が爽やかに綴られ、アカデミー賞では作品賞をはじめ4部門にノミネート。アネット・ベニング、ジュリアン・ムーアら実力派キャストの共演も見もの。
【ストーリー】レズビアンのカップル、ニックとジュールスは、18歳の娘と15歳の息子に囲まれ平穏に暮らしていた。だがある日、母親たちへの精子提供者が気になっていた弟は姉と共に、その人物ポールに会ってしまう。それを知ったニックは、事を穏便に済ませようと彼を食事に招待。しかし、皮肉にも家族それぞれの関係に異変が生じていく。そして、ニックがジュールスのある秘密を知ったことから、一家は崩壊の危機を迎えてしまうのだが…。