スーパーマンを待ちわびて
アメリカの公立学校と子供たちに迫りつつある危機に迫ったドキュメント。監督は『不都合な真実』のデイヴィス・グッゲンハイム。
『不都合な真実』で地球温暖化に警鐘を鳴らし、高い評価を得たデイヴィス・グッゲンハイム監督が、アメリカの公立学校が置かれている状況に目を向けた作品。生徒たちが暮らしている地域の収入の格差がそのまま教育のクオリティに繋がってゆく問題と原因、それを脱却しようと設立が目立つ新たなタイプの学校の効果など、日本も辿るかもしれぬ実情にハッとさせられる。サンダンス映画祭のドキュメンタリー部門では、観客賞を獲得。
【ストーリー】小中学校を中心に公立教育の環境が悪化しているアメリカ合衆国。居住する地域や収入の格差によって受けられる教育の質に格差が生じ、国際的に見てもアメリカの子供たちの学力は大幅に低下している。教師が定年まで解雇されることはないと約束した組合の契約や、最近増えてきたチャーター・スクールの実情など、実際の事例を元にアメリカの教育問題を明らかにしていく。
放送日時
監 督
- DAVIS GUGGENHEIMデイヴィス・グッゲンハイム
ジャンル | ドキュメンタリー / 社会派 |
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本編時間 | [字]112分 |
制作 | 2010年 アメリカ |
原題 | WAITING FOR "SUPERMAN" |