イリュージョニスト
名匠ジャック・タチが遺した脚本を『ベルヴィル・ランデブー』のシルヴァン・ショメがアニメ化。老手品師と少女の交流を描く。
長編デビュー作『ベルヴィル・ランデブー』が世界中で評価され、アニメ界に大旋風を巻き起こしたフランス人アニメーション作家シルヴァン・ショメの監督第2作。前作から7年という時を経て彼が2作目に選んだのは、『ぼくの伯父さん』などで知られる喜劇王ジャック・タチの遺稿。タチのエスプリとショメのノスタルジックな世界が融合し、シンプルにして芳醇な作品を味わえる。まさに大人のためのアニメーション。
【ストーリー】1950年代のパリ。ドサ回りの日々を送る初老の手品師タチシェフ。彼は訪れたスコットランドの離島で、貧しい少女アリスと出会う。彼女はタチシェフを何でも叶えてくれる“魔法使い”と信じて付いていき、やがて言葉も通じないながらも一緒に暮らし始める。落ちぶれた自分を慕ってくれるアリスに生き別れた娘の面影を重ね、彼女の望むプレゼントを贈り続けるタチシェフ。そんな2人の関係はいつまでも続くかに思われたが…。
放送日時
監 督
- SYLVAIN CHOMETシルヴァン・ショメ
出 演
ジャンル | アニメーション / ドラマ |
---|---|
本編時間 | [字]81分 |
制作 | 2010年 フランス=イギリス |
原題 | L'ILLUSIONNISTE |