寒い国から帰ったスパイ

冷戦下の東ドイツを舞台に、ある使命を帯びた心優しきスパイが、東西国家間の非情な諜報戦へと巻き込まれてゆくサスペンス。

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解 説

『裏切りのサーカス』の原作者として知られる、スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの代表作を映画化。元ナチ党員の男を追いつめるため東ドイツに潜入した主人公だったが、事態は二転三転し…。冷戦時代の緊迫した空気感を伝えるモノクロの映像が秀逸。主人公リーマス役のリチャード・バートンが、冷徹になりきれない皮肉屋のスパイを演じ、アカデミー賞では主演男優賞にノミネートされた。

あらすじ

冷戦下のドイツ。英国諜報部の連絡員が、ベルリンの壁のイギリス検問所の近くで射殺される。折しも、それはかつてのナチ党員ムントの残忍な行動が激しくなっていた時だった。ロンドンに呼び戻された英国諜報部のベルリン主任リーマスは、クビを言い渡され、酒びたりに。やがて、図書館で働くナンと愛し合うようになるリーマスだったが、英国諜報部から東ドイツへ潜入せよという密命を受け…。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス
本編時間 [字]113分
制作 1965年 イギリス
原題 THE SPY WHO CAME IN FROM THE COLD

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