カンパニー・メン
実力派俳優が豪華共演した人間ドラマ。不況によって一流企業をリストラされた男たちが人生の再起を賭ける姿を綴る。
『ザ・タウン』で監督としての評価も高いベン・アフレックやトミー・リー・ジョーンズが、大企業をリストラされた崖っぷちの男たちを演じた人間ドラマ。エリート社員、現場の叩き上げ、重役たちが、それぞれの境遇で再起を目指そうとする姿は、現代の日本社会と無縁ではなく、アメリカにおける再就職支援に対する描写も興味深い。ケヴィン・コスナーやクリス・クーパーなども豪華共演し、味わい深い演技を見せている。
【ストーリー】総合企業GTX社のエリート社員ボビー・ウォーカーは、不況の影響で突然クビを宣告されてしまう。彼は12週間の解雇手当支給期間中に新しい仕事を見つけようとするものの、現実は厳しく、義理の兄から誘われた仕事に対してもプライドが邪魔をしてしまう有様。同時にボビーはそれまでの贅沢な暮しを諦められずにいた。その頃、GTX社では新たなリストラが行われ、重役たちまでもクビになり…。