１９８８年にアラスカで実際に起きた出来事を基にした感動の人間ドラマ。実生活でも慈善活動家として活躍するドリュー・バリモアが、目的のためには強引な手段も辞さない環境活動家という役を演じ、彼女のバックグラウンドが役柄により説得力を持たせている。自社の宣伝に利用しようとする石油会社や支持率上昇を狙う大統領、スクープ目当てのマスコミなど、様々な立場にある人々が共感し合い、協力してゆく姿をユーモラスに描く。

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１９８８年アラスカ。地方テレビ局のレポーター兼ディレクターのアダムは、氷の下で身動きの取れなくなっている３頭のクジラの親子を発見する。そのニュースは瞬く間に全米で話題となり、アダムの元恋人で環境保護団体グリーンピースの職員レイチェルがやって来る。州知事にクジラ救出を要請したことから、石油採掘会社、マスコミ、レーガン大統領、さらに敵対国であるソ連までが協力に名乗りを上げ、一大プロジェクトが始まる。

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