サラの鍵

ナチス占領下のフランスで起きたユダヤ人迫害事件を、過去と現在の同時進行で描く衝撃の人間ドラマ。東京国際映画祭監督賞&観客賞をW受賞。

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解 説

ナチス占領下のフランス・パリで1942年にユダヤ人が一斉検挙された“ヴェルディヴ事件”を題材に、タチアナ・ド・ロネが執筆した世界的ベストセラー小説を映画化。国家によるユダヤ人迫害という知られざる歴史の暗部を背景に、絶望的な状況で必死に生き抜く少女サラと、その足取りを追う女性記者の姿を交錯させて描く。現在まで生々しく残る負の連鎖を冷徹な視点で見つめ、東京国際映画祭では最優秀監督賞と観客賞をW受賞。

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あらすじ

パリ在住のアメリカ人記者ジュリアは、夫と娘と満ち足りた生活を送っていた。第二次世界大戦中にアウシュビッツへ送られたユダヤ人の取材をする中で、夫の祖父母から譲り受けたアパートの元住人がユダヤ人一家であったことを知る。―60年前、そのアパートに住んでいた少女サラは、一斉検挙によって両親や他のユダヤ人と共に連行される。機転を利かせ幼い弟を納戸に隠したサラは、鍵をかけたまま彼を置き去りにしてしまう…。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ヒューマン
本編時間 [字]113分
制作 2010年 フランス
原題 ELLE S'APPELAIT SARAH
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