スペインの小さな村を舞台に、少年と引退間近の老教師との交流を描いた感動作。スペイン内戦が勃発する中、ファシズムの台頭によって徐々に平和が失われてゆく過程を、少年の視点を通して描く。陽光溢れる自然の中で蝶を愛でる少年が、激動の時代の渦に巻き込まれることによって直面する悲しみ。子役の名演技はもちろん、少年の繊細な感情を描いたクライマックスで叫ばれる“別れの言葉”が、激しく胸を打つことでも話題に。

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１９３６年、冬の終りを迎えるガリシア地方の小さな村。喘息があり、皆と一緒に一年生になれなかった少年モンチョ。初登校となったこの日、モンチョは怖さのあまり教室でお漏らしし、そのまま学校から逃げ出してしまう。そんな彼をグレゴリオ先生は家まで迎えに来てくれ、教室ではクラスメイトが拍手で迎え入れる。そして、先生は彼に単なる勉強ではなく、自然界の驚きに満ちた仕組みや美しさを教えてくれるのだった…。

• JOSE LUIS CUERDAホセ・ルイス・クエルダ

• MANUEL LOZANO マヌエル・ロサノ ／常盤祐貴（吹替）
• FERNANDO FERNAN GOMEZ フェルナンド・フェルナン・ゴメス ／稲垣隆史（吹替）
• UXIA BLANCO ウシア・ブランコ ／野沢由香里（吹替）
• ALEXIS DE LOS SANTOS アレクシス・デ・ロス・サントス ／藤田大助（吹替）
• GONZALO URIARTE ゴンサロ・ウリアルテ ／千田光男（吹替）