『ボラット』でアメリカ大国主義を、『ブルーノ』で同性愛差別を、ブラックジョークと鋭い皮肉で笑わせたサシャ・バロン・コーエンが製作・脚本・主演を兼任した風刺コメディ。実在する様々な独裁者を彷彿とさせる将軍に扮し、彼がニューヨークでの生活に戸惑う姿をユーモアたっぷりに描く。実録映画風の演出を施しながら、笑いと下ネタの中に文化・人種・性別の違いから生じる偏見に対しての批判性を忍ばせているのが見どころ。

ディクテーター　身元不明でニューヨークはコチラ＞＞

ワディヤ共和国の独裁者アラジーン将軍は、世界中の民主主義と国内の活動家たちを相手に孤軍奮闘する日々を送っている。彼は核開発について弁明するため国連サミットの開催地ニューヨークを訪れるが、何者かに拉致され、替え玉とすり替えられてしまう。自慢のひげも剃り落され、浮浪者同然となったアラジーンは、フェミニストの活動家ゾーイの経営する自然食品店で働くことになり、見知らぬ土地での暮らしを始める。

• LARRY CHARLESラリー・チャールズ

• SACHA BARON COHEN サシャ・バロン・コーエン ／落合弘治（吹替）
• BEN KINGSLEY ベン・キングスレー ／麦人（吹替）
• ANNA FARIS アンナ・ファリス ／東條加那子（吹替）
• JASON MANTZOUKAS ジェイソン・マンツォーカス ／梅津秀行（吹替）
• MEGAN FOX ミーガン・フォックス ／志田有彩（吹替）