西部の人
ゲイリー・クーパー主演の西部劇。強盗団から足を洗って平穏な生活を送っていた男が、再会した昔の仲間と縁を切ろうと苦闘する。
放送日時
解 説
仲間との因縁を断ち切ろうとする元強盗団の男をゲイリー・クーパーが演じた西部劇。善と悪の間で葛藤する人間の姿を、アンソニー・マン監督が骨太なドラマに仕上げた。言葉とは相反する感情を表情に滲ませ、主人公の苦悩を表現したクーパーの演技も印象深い。強盗団の列車襲撃やゴーストタウンでの銃撃戦といった西部劇らしいアクションに加え、真っ当な人生を歩もうとする男の再生を描いた人間ドラマも見どころ。
あらすじ
自分の住む街に教師を呼ぶため、汽車に乗り旅に出たリンクは、車内でイカサマ師のサム、女性歌手のビリーと出会う。旅の途中、汽車が強盗団の襲撃を受け、荒野に取り残されてしまった3人は近くの廃屋に避難。ところが、そこは強盗団の隠れ家で、リンクはかつてその仲間だった。今は足を洗ってまっとうな暮らしを送るリンクは、再び悪の道へと勧誘する強盗団との因縁を断ち切ろうとするのだが…。
監 督
- ANTHONY MANNアンソニー・マン
出 演
- GARY COOPER ゲイリー・クーパー
- JULIE LONDON ジュリー・ロンドン
- LEE J. COBB リー・J・コッブ
- ARTHUR O'CONNELL アーサー・オコンネル
- JACK LORD ジャック・ロード
ジャンル | 西部劇 |
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本編時間 | [字]101分 |
制作 | 1958年 アメリカ |
原題 | MAN OF THE WEST |