ローマ法王の休日

就任演説直前に逃げ出した気弱な新ローマ法王が、ローマの街で束の間の“休日”を過ごす様を綴るヒューマン・コメディ。

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解 説

選ばれたばかりの新ローマ法王が、プレッシャーから逃亡。彼がローマの街で体験する人間らしいひとときを、シニカルな視点を交えてユーモラスに描いた人間ドラマ。監督・脚本は『息子の部屋』でカンヌ国際映画祭パルムドールを獲得したナンニ・モレッティ。ヴァチカンに集まる聖職者たちが人間味豊かに描かれる中、フランスの名優ミシェル・ピコリが、次第に自分の存在意義を見出してゆく新法王をチャーミングに演じている。

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あらすじ

ローマ法王が逝去し、新法王を選出するため各国の枢機卿たちがヴァチカンに召集された。聖ペドロ広場には民衆が集まり、新法王の誕生を心待ちにしているが、法王選挙に臨む枢機卿たちは心の内で「自分が法王に選ばれませんように…」と必死で祈っていた。そんな中、新法王に選出されたのはダークホースのメルヴィルだった。大観衆を前に就任演説をしなければならないメルヴィルは、重圧からその場を逃げ出してしまうのだが…。

監 督

出 演

ジャンル コメディ / ドラマ
本編時間 [字]106分
制作 2011年 イタリア=フランス
原題 HABEMUS PAPAM

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