少年は残酷な弓を射る

ティルダ・スウィントンが迫真の演技を見せる衝撃のサスペンス。自分に執拗な悪意を向ける息子に戸惑う母の姿を描く。

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解 説

ライオネル・シュライバーの同名小説を『モーヴァン』のリン・ラムジー監督が映画化。製作総指揮も務めたティルダ・スウィントンは、異常なまでの悪意をぶつけてくる息子に戸惑い、自問する母親を緊張感たっぷりに熱演。その迫真の演技が数々の映画祭で高く評価され、美しさと残酷さを併せ持つ息子を演じた新鋭エズラ・ミラーも強烈な印象を残す。恐怖と衝撃の中に、親子の関係についても深く考えさせられるサスペンス・ドラマ。

あらすじ

自由奔放に生きてきた作家のエヴァは、キャリアの途中で夫フランクリンとの間に子供を授かった。誕生した息子ケヴィンは、なぜか幼い頃から母親のエヴァにだけ心を開かず、反抗を繰り返す。やがて彼は美しく賢い少年に成長するが、反抗的な態度はますますエスカレート。夫に相談しても取り合ってもらえず、我が子に対して恐怖心さえ抱き始めるエヴァ。そしてこの悪魔のような息子は、ついに彼女のすべてを崩壊させる事件を起こす。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / サスペンス
本編時間 [字]114分
制作 2011年 イギリス=アメリカ
原題 WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN
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