塀の中のジュリアス・シーザー
ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したドラマ。ローマの刑務所内で行われる演劇実習を通じ、受刑者たちが役に同化してゆく様を描く。
放送日時
解 説
ベルリン国際映画祭金熊賞&エキュメニカル審査員賞受賞。『グッドモーニング・バビロン!』のイタリアの巨匠パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟が、実際の刑務所内で行われる演劇実習とのコラボレーションで製作した異色作。シェイクスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」を演じる服役囚たちの過去や性格が次第に役とオーバーラップ。刑務所がローマ帝国へ変貌するような演出でスリリングに描かれる。
あらすじ
重犯罪の受刑者を収容するローマ郊外のレビッビア刑務所。ここでは囚人たちが毎年、一般観客の前で様々な演目を披露する演劇実習が行われている。演出家ファビオ・カヴァッリによって、今年の演目「ジュリアス・シーザー」が発表され、シーザーに麻薬売買で刑期17年のアルクーリ、キャシアスに累犯及び殺人で終身刑のレーガなど、オーディションで配役が決定。所内の様々な場所で、俳優=囚人たちの稽古が繰り返されてゆく。
★ベルリン国際映画祭金熊賞、エキュメニカル審査員賞受賞。
監 督
- PAOLO TAVIANIパオロ・タヴィアーニ
- VITTORIO TAVIANIヴィットリオ・タヴィアーニ
出 演
- COSIMO REGA コジモ・レーガ
- SALVATORE STRIANO サルヴァトーレ・ストリアーノ
- GIOVANNI ARCURI ジョヴァンニ・アルクーリ
- ANTONIO FRASCA アントニオ・フラスカ
- JUAN DARIO BONETTI フアン・ダリオ・ボネッティ
ジャンル | ドラマ |
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本編時間 | [字]78分 |
制作 | 2012年 イタリア |
原題 | CESARE DEVE MORIRE |