フランク・シナトラの代表曲「マイ・ウェイ」を作り、１９６０～７０年代のフランスで絶大な人気を誇った歌手クロード・フランソワの生涯を映画化。嫉妬深くて神経質な性格、人気歌手フランス・ギャルとの密愛、父親との確執など彼の知られざる側面にもスポットを当て、わずか３９歳でこの世を去った彼の破天荒な生き様を強く印象付ける。クロードのヒット曲の数々に乗せて描かれる当時の風俗も見どころ。

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エジプトで生まれ、裕福な家庭で育ったクロードは、父の失職によってモナコへ移住。彼は地元の楽団で働き、次第に音楽界で頭角を現してゆくが、厳格な父親は彼の仕事を認めることなくこの世を去ってしまう。その後、彼はストイックなまでに歌や踊り、作詞・作曲に打ち込み不動の地位を獲得。自身の曲が世界的歌手フランク・シナトラにカバーされるまでになるが、クロードの私生活は波瀾に満ちていた…。

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