１９８７年の『悪魔の陽の下に』ではカンヌ映画祭パルムドールを受賞しながらも日本での公開本数が少ない、“知られざる巨匠”モーリス・ピアラ監督が贈る人間ドラマ。『仕立て屋の恋』のサンドリーヌ・ボネールが、愛らしい表情とは裏腹に成熟した肉体を持った危うい魅力のヒロインを好演。天才少女と呼ばれた彼女を中心に、様々な恋を重ねて成長してゆく思春期を描いてゆく。フランスならではの自由奔放な性表現も見どころ。

シュザンヌは１５歳。彼女にはリュックという恋人がいるものの、他の男たちとも付き合う奔放な少女だ。シュザンヌの家族は、毎晩のように男友達と連れ立って遊び歩く娘をよく思っていなかったが、ある夜、遅く帰宅したシュザンヌは父親と鉢合わせに。そこでふたりは初めて一対一で向き合い話をするが、互いにいつになく親しみを感じあう。父は家を出るつもりだとシュザンヌに告げるが…。

• MAURICE PIALATモーリス・ピアラ

• SANDRINE BONNAIRE サンドリーヌ・ボネール
• EVELYNE KER エヴリーヌ・ケール
• DOMINIQUE BESNEHARD ドミニク・ベネアール
• MAURICE PIALAT モーリス・ピアラ
• ANNE-SOPHIE MAILLE アンヌ＝ソフィー・マイエ