リドリー・スコット監督が、『グラディエーター』を上回るスケールのスペクタクル叙事詩に挑戦した歴史大作。約５０分の未公開シーンを追加。美形俳優のイメージが先行していたオーランド・ブルームが、序盤は平凡な若者を、中盤以降はカリスマ的なヒーローへと成長してゆく過程を熱演。戦闘シーンの激しさもさることながら、現代的な視点から“十字軍”への批判も投げ、勧善懲悪ドラマとは一線を画す内容に仕上がっている。

キングダム・オブ・ヘブン［ディレクターズ・カット版］はコチラ＞＞

１２世紀フランス。若き鍛冶職人バリアンは、妻子を失った悲しみに暮れていた。そんな彼の前に、勇敢で高潔な十字軍の騎士ゴッドフリーが現われ、自分がバリアンの実父であると告げる。そして、ゴッドフリーはキリスト教徒とイスラム教徒が奇跡的に共存する“天国の王国”エルサレムへ赴き、その聖地を守るため命を捧げる覚悟でいた。そんな父に説得され、十字軍に参加する決心をしたバリアンは、逞しい戦士へと成長していく。

• RIDLEY SCOTTリドリー・スコット

• ORLANDO BLOOM オーランド・ブルーム ／内田夕夜（吹替）
• EVA GREEN エヴァ・グリーン ／山田里奈（吹替）
• LIAM NEESON リーアム・ニーソン ／津嘉山正種（吹替）
• JEREMY IRONS ジェレミー・アイアンズ ／有本欽隆（吹替）
• MARTON CSOKAS マートン・ソーカス ／大塚芳忠（吹替）