『キック・アス』のマシュー・ヴォーンが、初監督作ながらイギリスの裏社会における階層（レイヤー）を、スタイリッシュな映像と交錯する人間関係、そして緩急のある演出でテンポよく描写。ダニエル・クレイグがクールで人間味ある主人公を洒脱に演じ、匂い立つような男の色気を発散。従来のマフィア映画の法則を踏襲しつつも二転三転するミステリー要素を加え、さらに苦みの効いた結末という構成の妙に唸らされる。

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表向きは不動産業だが、実は麻薬ディーラーとしてロンドンの裏社会を着実に駆け上ってきた名もなき男。彼は好調なうちに引退しようと決意した矢先、ボスのジミーから新たな仕事を依頼される。それは、大物エディ・テンプルの麻薬中毒に陥った娘を探し出すことと、ギャングのデュークが手に入れた大量のドラッグ“エクスタシー”を売りさばくことだった。早速依頼に取り掛かる男だが、エディの娘がなかなか見つからず…。

• R-15吹替版

• MATTHEW VAUGHNマシュー・ヴォーン

• DANIEL CRAIG ダニエル・クレイグ ／小杉十郎太（吹替）
• COLM MEANEY コルム・ミーニー ／辻親八（吹替）
• KENNETH CRANHAM ケネス・クラナム ／浦山迅（吹替）
• GEORGE HARRIS ジョージ・ハリス ／手塚秀彰（吹替）
• JAMIE FOREMAN ジェイミー・フォアマン ／斎藤志郎（吹替）