二十四時間の情事

フランス人女性と日本人男性が、戦後の広島を舞台に悲劇的な戦争の記憶を巡らせた1日の出来事を綴るアラン・レネ監督による映像詩。

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解 説

“死”を巡る物語を、時に不条理に描いてきたアラン・レネ監督が、マルグリット・デュラスの原作を日仏合作で映画化した長編初監督作。戦後の広島を舞台に、映画撮影に訪れたフランス人女性と現地の日本人男性が、悲劇的な戦争の記憶を巡って心を通わせてゆく1日の出来事を詩的に綴る。当時20代前半だった『愛、アムール』のエマニュエル・リヴァが憂いを秘めた表情でフランス人女性を演じたほか、岡田英次の好演も見どころ。

あらすじ

広島で出会い、一夜を共にしたフランス人女性と日本人男性。女は反戦映画撮影のために訪れた女優で、男は建築家だった。ベッドで眠る男の手を目にした女の脳裏には、戦時中の悲しい記憶が蘇る。彼女は、故郷ヌヴェールで愛し合っていたドイツ兵の恋人を終戦直前に亡くしていたのだ。撮影が終わり、10数時間後には日本を発たねばならない女と共に過ごそうとする男。会話を重ねるうちに、2人は心を通わせていくのだが…。

★カンヌ国際映画祭FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞(アラン・レネ)、映画テレビ作家協会賞(アラ

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / ラブロマンス
本編時間 [字]92分
制作 1959年 フランス=日本
原題 HIROSHIMA, MON AMOUR
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