“エスクァイア”誌の１９９５年度ノンフィクション賞を受賞したエリック・ローマクスの自叙伝を映画化した人間ドラマ。第二次世界大戦下、“死の鉄道”と呼ばれる過酷な鉄道建設作業に狩り出された英国人捕虜をコリン・ファースが演じ、その妻役にニコール・キッドマン、物語の鍵を握る役で真田広之が共演。エリックの戦争体験とその後の人生を通じた癒しと贖罪の物語が、豪華キャストのアンサンブルによって紡がれる。

献身的な妻と平穏な日々を過ごしているかに見える英国人エリック・ローマクス。だが、胸のうちでは日本軍捕虜だった過去を引きずっていた。第二次世界大戦中、捕虜としてタイとビルマを結ぶ泰緬鉄道建設に駆り出された彼は、非道な扱いを受けていたのだ。その現場で通訳をしていた日本人・永瀬がまだ生きていると知ったエリックは激しく動揺する。決して癒えない心の傷に苦しむ彼は、永瀬と直接向き合うために１人タイへと向かう。

• JONATHAN TEPLITZKYジョナサン・テプリツキー

• COLIN FIRTH コリン・ファース
• NICOLE KIDMAN ニコール・キッドマン
• HIROYUKI SANADA 真田広之
• JEREMY IRVINE ジェレミー・アーヴァイン
• STELLAN SKARSGARD ステラン・スカースガード