ハンナ・アーレント

ユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントの人生を描く伝記ドラマ。迫害やバッシングという逆境の中、信念を貫いたハンナの実像に迫る。

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解 説

敬愛される哲学者から一転、ナチス戦犯の裁判に関する独自レポートを発表したことから大バッシングを浴びたユダヤ人女性ハンナ・アーレントの実話を映画化。ホロコーストを生き延びた彼女の波乱の人生と、逆境の中で訴え続けた“愛と信念”が魂を揺さぶる重厚なドラマは、口コミで評判が広がり、本国ドイツの他、フランスや米国でも大ヒットを記録。ドイツ映画賞では作品賞銀賞と女優賞(バルバラ・ズコーヴァ)の2部門に輝いた。

あらすじ

ナチス台頭によるユダヤ人迫害を逃れ、ドイツから米国に亡命したハンナ・アーレント。第二次世界大戦後、政治思想に関する考察を発表した彼女は、哲学者として敬愛されるようになる。だが1960年代初頭、何百万人ものユダヤ人を強制収容所へ送ったナチス戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判に立ち会った彼女は、「ザ・ニューヨーカー」誌に傍聴レポートを発表。それがナチズムを擁護するものではないかとバッシングを受けてしまう。

監 督

出 演

ジャンル ドラマ / 社会派
本編時間 [字]115分
制作 2012年 ドイツ=ルクセンブルク=フランス
原題 HANNAH ARENDT
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