天才少年のアメリカ横断の旅を図表満載で描いた異色の冒険小説を、『アメリ』のジャン＝ピエール・ジュネ監督が映画化。“イメージの錬金術師”と呼ばれるジュネ監督らしく、セピアを基調に細部まで世界観が作りこまれ、天才少年の脳内で行われる分析や想像を幻想的な映像によって浮かび上がらせる。少年の孤独をも体現してみせた子役カイル・キャトレットは、これが映画デビュー作。新人子役とは思えない驚異的な演技力は必見。

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モンタナ州の牧場で風変わりな家族と暮らす天才少年Ｔ・Ｓ・スピヴェットは、言動が周りから理解されず、特にカウボーイの父からの愛情を感じられずにいた。しかも双子の弟が銃の暴発で死んで以来、家族の心はバラバラに。そんなある日、Ｔ・Ｓの発明が優れた発明に贈られるスミソニアン学術協会ベアード賞に選ばれたとの知らせが入る。彼は自分を活かせる場所を求め、一人、協会のあるワシントンＤ．Ｃ．へ大陸横断の旅に出る。

• JEAN-PIERRE JEUNETジャン＝ピエール・ジュネ

• KYLE CATLETT カイル・キャトレット ／宇山玲加（吹替）
• HELENA BONHAM CARTER ヘレナ・ボナム・カーター ／佐々木優子（吹替）
• JUDY DAVIS ジュディ・デイヴィス ／一城みゆ希（吹替）
• CALLUM KEITH RENNIE カラム・キース・レニー ／本多新也（吹替）
• NIAMH WILSON ニーアム・ウィルソン ／白石晴香（吹替）