気狂いピエロ

ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』と並ぶヌーヴェルヴァーグの代表作品。破滅に向かって疾走する男を描く。

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解 説

ヌーヴェルヴァーグの立役者、ジャン=リュック・ゴダール監督の代表作。ジャン=ポール・ベルモンドの刹那的な輝き。ゴダールのミューズであるアンナ・カリーナの鮮烈な魅力。「映画は戦場のようなものだ」と語るカメオ出演したサミュエル・フラー監督の台詞。アクション、ミュージカル、コメディ、メロドラマ、ロードムービーなどあらゆるジャンルを織り交ぜ、引用と即興演出で構成。若きゴダールの才気と情熱が凝縮している。

あらすじ

フェルディナンは通称“ピエロ”と呼ばれる影のある色男。彼は資産家の妻や退屈な都会の生活から逃げ出したい衝動に駆られていた。そんなある夜、彼はパーティで昔なじみの女性マリアンヌと再会し、一夜を共にする。翌朝、彼女の部屋で目覚めるたフェルディナンは、首にはさみが刺さって死んでいる男の遺体を発見。彼は激しく動揺するが、マリアンヌは意に介する様子もない。やがて2人は一緒にパリを抜け出し、南仏へ向かうが…。

★ヴェネチア国際映画祭新鋭評論家賞受賞。

監 督

出 演

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
本編時間 [字]112分
制作 1965年 フランス=イタリア
原題 PIERROT LE FOU(1965)
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