スペインを中心に活躍するアレハンドロ・アメナバール監督が、実在の人物ラモン・サンペドロの遺した手記に基づいて“生と死”をテーマに描いた感動のヒューマンドラマ。尊厳死を扱いながら、その語り口はあくまで軽やかにしてユーモラス。ハビエル・バルデムが、セクシーな魅力に充ちた主人公を、視線や表情の演技のみで鮮やかに表現。アカデミー外国語映画賞、ヴェネチア国際映画祭男優賞をはじめ世界の映画祭で高く評価された。

船員として世界中を駆けめぐっていたラモンは、２５歳の時に事故で頭を強打。首から下が不随の身となってしまう。以来、ベッドで寝たきりの生活を送る彼は、５１歳となった時に尊厳死を選択する。その決断を尊重する弁護士のフリアは、次第にラモンと惹かれ合ってゆく。実はフリアもまた不治の病を抱え、ラモンと共に命を断ちたいという思いを抱くようになっていた。そこへ、ラモンの選択に感銘を受けた女性ロサも現れ…。

★アカデミー外国語映画賞受賞、ヴェネチア国際映画祭男優賞（ハビエル・バルデム）、審査員特別賞受賞。

• PG-12字幕版

• ALEJANDRO AMENABARアレハンドロ・アメナバール

• JAVIER BARDEM ハビエル・バルデム
• BELEN RUEDA ベレン・ルエダ
• CLARA SEGURA クララ・セグラ
• LOLA DUENAS ロラ・ドゥエニャス
• MABEL RIVERA マベル・リヴェラ